2020年1月5日日曜日

システムの費用対効果 〈 仮説 〉

仮説 - 大きなテーマです。仮説なき行動、時には必要かもしれませんが、仮説なり道筋があるに越したことはありません。納期、予算が決まっているプロジェクトであればなおさらです。


仮説を暫定的な成果イメージと言い換えてもいいかもしれません。全くの白地から挑戦するよりは、下書きが欲しい。それに沿って、というより、その仮説の妥当性を検証するという進め方だと、調べること、考えることのポイントをおさえることができます。仮説は修正されますが、それでも場当たり的に手を動かすような無駄はありません。いい仮説をプロジェクトの初期、もしくは開始前にイメージできるかどうか、プロジェクトリーダーの経験と力量に掛かっています。(データサイエンスも同じで、ゼロからマイニングができたら儲けものですが、実際は現場やお客様の声のから閃いた直感を仮説検証して新しい取り組みにすることがほとんどです)

フューチャーアーキテクト(当時はフューチャーシステムコンサルティング)にいた頃、調査、計画立案というプロジェクトフェーズでは最初の2週で成果イメージ、仮説ができていなければアウトでした。毎週の検討会でお客様と話しができなくなります。初めはインプット大、アウトプット小で許されますが、1、2回で終わりですから。
大変ですけど仮説とかストーリーができていると、あとが楽なのですよね。次のフェーズの準備もできるので費用対効果も向上します。

仮説作りの段階から参加させてください!
永島志津夫

全社のシステムを少ない人数で見ていれば時に見落としもあるかもしれません。
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